光って、なに?
光とは、エネルギーであり、波長であります。
光というと、目に見える光「可視光」をすぐに思い浮かべますが、実は電磁波の一種なのです。電磁波は波長の違いによって、以下のように表されます。私たちが見ている光の世界は、とてもとても狭いのです。

図はこちらからお借りしました→http://astro-dic.jp/radio-wave/
不思議ですよね。X線も、紫外線も、赤外線も、電波も、そして光も、ただ波長が違うというだけで同じ電磁波なんです。
まず、光は電磁波であるということは何なのかを考えてみましょう。電磁波とは、波のことです。
では、波とは何でしょうか。辞書で調べてみましょう。
「波動ともいう。空間的にも時間的にも変動するような場の運動をいう。音は空気の粗密の程度が変動する波である。電磁波や光は物質が存在しない真空中でも存在し、電場と磁場が変動する。・・・」――『岩波 理化学辞典』
波と波動は、どうやら同じもののようです。
具体的な事例に当てはめてみますと、海面が振動すれば津波になりますし、地面が振動すれば地震になります(地震波)。
空気が振動すれば音になります(音波)。弦が振動し、音同士が調和し合えば音楽になります。
自然界においては、媒体によって現象が変わるのです。
そして、辞書の定義より、波とは振動によりエネルギーを伝達するものだということがご理解いただけるかと思われます。
波をグラフにするとこういう感じになります。

図はこちらからお借りしました→http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k3dennjiha/friquency.htm
ここで、
振動数(周波数ともいいます):1秒間に波が何回波うつか
波長:波の高いところから次の高いところまでの距離
を意味しています。
そして、光のエネルギーは、次の式で表されます。
E=hv
vは振動数、hはプランク定数を意味します。プランク定数に関しては量子論の話になっていくので、私には扱えませんので、まあ、この式からはエネルギー(E)は振動数(v)に比例するということが言えるかと思います。
また、振動数が高いということは、一秒間に上下する回数が多いということも意味し、それは同時に波長が短いということを意味します。

http://www.fujitsu.com/jp/group/labs/resources/tech/techguide/list/photonic-networks/p09.html
図で示すとおり、波長が短ければ、その分振動数も大きくなるというわけです。
まとめると、
となります。
次回は、光のエネルギーがどのようにお肌に影響するかをまとめてみようと思います。
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