前回、痛みに耐えて泣きながら受けた特許翻訳のトライアルですが、知財専門の翻訳会社の電気分野と化学分野で合格することができました。
と、このブログを書こうとしていた時に、ワード数の少ない、しかも納期の長い実ジョブの打診をすぐに頂くこととなりました。この数千文字が、本番のトライアルであることを意味しています。もうこうなったら、やるしかねえ。男性ホルモン全開で勝利の女神にむしゃぶりつく所存です。
夢子とプロム・クイーン
一応I really made itということで、アメリカに滞在していたとき、MTVでヘビーチューンだったこの曲をふと思い出しました。
久しぶりにこの曲の歌詞を見てみると、今の私にとって、なんというかこう、胸にくるものがあります。
このPVで、プロムのドレスとティアラをつけてキラキラしながら上から吊り下げられているのは、夢子です。歌詞では「あっち行けよ、nameless」と言われています。コートニー・ラブに言わせると、「プロムの女王になったぐらいで勘違いしてハリウッドなんて目指してんじゃねーぞ!!」といった感じなのでしょうか。それは、私にとっては、自戒として「英語がちょっとできるだけで、安易に翻訳者めざしてんじゃねーぞ!!」というメッセージだと思っています。
このように、夢子のまま宙づりで塩漬けされないように、走り続けなくてはなりません。何の因果か、フリーランスとして勉強しないと死ぬ世界で生きることを選んでしまいました。生きることは、戦場にいることと同じです。馬から引きずり落とされたら死ぬのです。歌詞にあるように ”Can you stand up or will you just fall down?” なのです。今更後悔などしていませんが、どのみちこのように生きることになるのはわかっていました。
悪意ある世界の中でどう生きていくのか
日本は世紀の大愚策、デフレなのに消費税増税を敢行するというめちゃくちゃな国であります。消費増税の嘘については、国の借金の嘘と同じようにネットでいろいろな人が指摘しています。こういう人とか。
そんな悪意に満ちた世界の中で「ガチに」生きることを真剣に考えなければなりません。日本は好きですが、日本の政治はもはや国民のためにあるものではないようです。自己責任の名の下で、全てを諦めて生きていくしかないのでしょうか。私もいつか外国で暮らさなくてはならなくなるのかも。南の方は、虫がいるからいやだなあ。北だと寒いし。
とにかく、今の私にできることは、自分を信じて実力を上げることです。
関連の明細書を読んで、素早く理解する、わからないところをノートにまとめる、用語を吸い上げる、概念を抽出して、水平展開してみる。ブログに書いて情報発信してみる、ということを引き続き続けます。
他の受講生の方々に見習って、ノートを曝してみようと思います。今やっている、タンパク質発現系のpETシステムをまとめたノートの一部です。3ヶ月近く蜂窩織炎で細菌に苦しめられましたが、細菌によってタンパク質を産生するメカニズムはとても面白く感じます。

ノートは、ワードで画像を切り貼りし、自分で吹き出しやマーカーをひいたりして加工し、新しい項目を更新しながらファイリングしています。これならデータベース「知子の情報」への移行もスムーズです。いろいろ試しましたが、私にはこちらのやり方の方が合っているようです。
細菌から学ぶ、逆境の中で生き残るためのストラテジー
8月末まで延長を含めたレバレッジ特許翻訳講座が卒業となりますので、受講感想文を書く予定です。この講座に入らなかったら、いつまでたっても「自称」プロムの女王としてキラキラしながら、夢を見ながら、無様にもぶらぶらと吊り下げられていたままだったかもしれません。まあ、私は人生で一度たりともキラキラしたことなどありませんが。
現状を嘆くのではなく、私自身が進化して新たな能力を獲得していかなくてはなりません。細菌が抗生物質に対して耐性を獲得して耐性菌となっていくように。しかし、耐性菌は困りものなので、次回のブログでまとめたいと思います。
そしていつか、冒頭のミュージックビデオの歌詞のように、”No, I’m not selling cheap”と堂々と言ってみたいものです。
まずは、増税前にイートモを買っておきますかね。
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